HOME > 人流・物流を空港から

 近年、我が国の産業活動の活性化や国際化の進展、観光需要の増大は目覚ましいものがあり、こうした中で航空ネットワークの整備及び空港機能の整備・充実は、地域の発展にとって極めて重要です。特に国際化が進展する中で、国際交流を円滑に進めていくためには、地域においても海外と直結した交流活動を進めていくことが大切であり、国際空港のみならず、地方空港が海外との窓口として国際化に果たす役割は、ますます重要なものとなってきています。
 広島空港の延べ利用客数は平成18年12月に4,000万人を突破し、平成21年12月25日には5,000万人に到達、平成25年10月頃に6,000万人、平成30年1月頃に7,000万人に達しました。
 国際定期路線として、現在、北京(4便/週)、ソウル(3便/週)、上海(7便/週)、台北(7便/週)、香港(3便/週)、シンガーポール(3便/週)が就航しており、更に新規就航が見込まれているところです。
 国内定期路線として、札幌(2便/日)、仙台(2便/日)、成田(3便/日)、羽田(18便/日)、沖縄(1便/日)が就航しています。
 今後の利用者数の動向については、「明日の日本を支える観光ビジョン」が策定され訪日外国人旅行者の受入環境整備に向け対応の加速化による訪日外国人が増加していること。 
 更に、広島空港の民営化による効果も期待されています。
 また、平成28年5月27日オバマ大統領(当時)の広島平和記念資料館の視察、映画「世界の片隅で」、しまなみ海道をはじめとするサイクリングロードの整備などの効果もあり、一層の国際線・国内線の利用者増加が期待できるため、今後の増加へ対応した整備が求められています。


広島空港耐震化整備事業

広島空港は、中国地方の拠点空港であり、国内外の航空ネットワークと背後圏の経済活動を支えるため、重要な役割を担っています。しかし、滑走路及び誘導路については、前回の大規模改良(平成16年度~平成19年度)から約10年が経過し、舗装の経年劣化による強度低下やひび割れなどが確認されたことから、航空機の安全運航を維持するため、老朽化した舗装の改良工事を行っています。

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広島空港

CAT-Ⅲb整備【航空機の定時制・信頼性の向上】

広島空港は、標高330mの山間部に位置することから、季節によっては濃霧や悪天候による欠航・ダイバート(着陸地変更)が多く発生し、早急な改善が求められていました。計器着陸施設の高度化(CAT-Ⅲb)の運用により、就航率や定時運航の向上が図られ、広島空港の拠点性がさらに強化されています。

▲ CAT-I(従来)
パイロットが滑走路または滑走路を示す灯火等が視認できない場合は着陸を断念して、進入復行を開始しなければなりません。
○ CAT-Ⅲb
地上のILS(計器着陸装置)施設、航空機のオートパイロットシステム等が正常作動ならば滑走路を視認しなくても自動操縦により安全に着陸できます。

なぜ、人工地盤(電波高度計用地)
高度計器着陸施設(CAT-Ⅲb)に必要な「人工地盤(電波高度計用地)」とは、航空機から照射される電波を適切に反射させることにより、霧等による視界不良時の着陸に際しても滑走路面に対する航空機の高さを計測するための施設です。この施設は、幅60m×長さ300m以上で滑走路と同一平面であることが必要となりますが、現行の地形で足りない部分、幅60m×長さ182.5mの箇所を人工地盤で構築しています。


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