浚渫土と転炉系製鋼スラグの混合材の海域利用のための技術マニュアル(案)
浚渫土と転炉系製鋼スラグの混合材の海域利用のための技術マニュアル(案)について
航路や泊地の浚渫により発生する土砂及び製鉄所から製鋼の際に産出される鉄鋼スラグを混合した「浚渫土と転炉系製鋼スラグの混合材」は、 適切な品質管理を行うことにより、浅場や干潟の造成等、海域での利活用が期待できるリサイクル材料となるため、 利用する際の課題等について『鉄鋼スラグ等の実海域適用に関する研究会』を設置し検討を行ってきました。本マニュアル(案)は、「浚渫土と転炉系製鋼スラグの混合材」を実海域へ適用する際の技術的な知見、 適用条件、施工手順、留意事項等について取り纏めたものです。

港湾整備における浚渫に伴って発生する土。

高炉で生成された銑鉄を転炉で精錬し鋼を製造する工程で発生する粒状の副産物で、石灰、二酸化珪素、酸化鉄などを主成分とする。

細粒分の多い浚渫土に転炉系製鋼スラグを混合することにより改質した材料。
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