投稿日：2022.3.15
国土交通省中国地方整備局では、脱炭素社会の実現に向けて、港湾における「カーボンニュートラルポート（CNP）」の形成に取り組んでおり、その一環として、CO₂吸収源であるブルーカーボン生態系を活用した港湾・沿岸域における環境価値の創出に関する検討を進めています。
今般、周南市の大島干潟*において、地元による藻場や干潟の保全活動で創出されたCO₂吸収量が企業等との間でクレジット取引されることとなり、その証書交付式（Jブルークレジット証書交付式）が開催されますのでお知らせします。
※大島干潟とは、中国地方整備局が徳山下松港の港湾整備により発生した浚渫土砂を有効活用して造成し、周南市へ引き渡した人工干潟です。現在では、アマモやアサリなどの干潟生物が多く生息し、自然の干潟に劣らない環境として貴重な地域資源となっています。
以下、詳細となります。