【港湾施設】・・・港湾法上に定める港湾区域及び臨港区域内にある水域施設や外かく施設、港湾で働く機械に関する用語
【港湾整備工事】・・・港湾施設を整備するために行う工事に関する用語
【単位】・・・船舶・貨物等の重量、数量等を表すために使用される単位に関する用語
【輸送】・・・港湾・船舶を使用した貨物の運搬に関する用語
【その他】・・・上記以外の港湾に関する用語
【港湾施設】
クレーンの一種で、岸壁において船舶から鉱石や石炭などのバルク貨物(バラ荷)を積み卸しする機械。
【港湾施設】
日本語では水際を示します。過密化する都市の新たな開発領域として、緑地やレクレーション施設を備えた港がたくさん造られています。
【港湾整備工事】
海底を掘った土砂や山から採った土砂などを海や川に入れて、人工的に造られた陸地。
【港湾施設】
岸壁、桟橋及び物揚場の上面。貨物の積卸しのための仮置、荷さばき、荷物の搬出入、荷役のための車両の通行等を行う場所。
【港湾施設】
岸壁上に設置された移動式の門型クレーンで、コンテナ貨物用クレーンやバルク貨物用クレーンなどがある。
【港湾施設】
船舶を接岸・係留させるための構造物で、貨物の積み卸しや船客の乗降を行うための施設。前面の水深が4.5m以上のものを岸壁、4.5m未満のものを物揚場と呼ぶ。
【港湾整備工事】
クレーン(起重機)を装備した船舶。工事または荷役作業を行う。
【港湾整備工事】
船舶が浮かんでいる時、水面から船体最下部までの距離。積載貨物の限界を示す満載喫水線から船底までの部分は、万国共通に赤色で塗られている。
【港湾整備工事】
主として鉄筋とコンクリートでつくった箱状または円筒状の構造物。海上に据付けることにより防波堤や岸壁の基礎になる。
【港湾施設】
船舶が安全に出入りするための海の路。船舶が出入りしやすいように、直線に近く、幅員が広く、水深が十分にあり、風や潮流などの海象条件が良く、航路標識や信号設備等が整備されている必要がある。右側通行、追い越し禁止など、船は港則法等のルールに従って航行しています。
【その他】
港湾法に基づき、港湾を全体として開発し、保全し、これを公共の利用に供し、港湾という構造物の性質、用法に従ってこれを善良に管理する公共的責任の主体。港湾管理者になることができるものは地方公共団体に限定されている。
【その他】
港湾の利用や管理に必要な水面のこと。
【その他】
岸壁水深-12m以上、ターミナルの奥行き300m以上で、かつ高能率な荷役機械を備えたコンテナターミナルのこと。
【その他】
重要港湾のうち,国際海上輸送網の拠点として特に重要な政令で定められた港湾。全国に18港ある。(山口県内には、徳山下松港、下関港の2港がある。)
【その他】
岸壁水深-10m以上で多様な荷姿の外貿貨物を取り扱うターミナル。
【輸送】
もともとは「容器」を意味し、貨物を輸送するために開発された輸送用の容器のことで、各種輸送機関に適合性をもち戸口から戸口まで積替えなしで一貫輸送できる利点を持つ。サイズは通常長さで表示され、12、20、40フィートが主流で、奥行きと高さは8フィートが標準となっている。
【港湾整備工事】
丈夫な岸壁や護岸をつくるため、かたい地盤にすること。
【その他】
国際海上輸送網又は国内海上輸送網の拠点となる港湾、その他の国の利害に重大な関係を有する政令で定められた港湾。全国に103港ある。(山口県内には、岩国港、三田尻中関港、宇部港、小野田港の4港がある。)
【単位】
貨物を満載した状態での重量と船舶のみの重量の差。船舶にどれだけの貨物を積めるかを表したもの。
【港湾整備工事】
船が安全に停泊や航行できるように、航路や泊地の海底土砂をさらって土砂などを取り除くこと。
【単位】
総トン数から機関室、船室及びバラストタンクなどの船舶が航行するために必要な部分を除いた数値。トン税、入港税、登録税などの基準になる。
【港湾整備工事】
防波堤や岸壁を波から守るため、波をくだいて波の力を押さえるコンクリートブロック。
【その他】
1974年の海上における人命の安全のための国際条約。
【単位】
船舶の内容積を基準にしたもので、船体内部総容積から二重底と、上甲板上の航海、安全、衛生に関する場所を控除した容積を1トン/100 立方フィートで表したもの。係船料、水先案内料、綱取り外し作業料、船舶輸入税などの基準となる。
【港湾施設】
大規模な地震が発生した場合に、被災直後の緊急物資や避難者の海上輸送を確保するために、通常の岸壁より耐震性を強化して整備した岸壁。
【その他】
台風や発達した低気圧などで潮位があがること。
【その他】
中枢国際港湾を補完するとともに、地域のコンテナ輸送に対応した国際海上コンテナターミナルをもつ港湾。
【その他】
我が国の中枢的な国際コンテナ港湾で、いわゆる国際ハブ港湾をいう。国内各地と世界とを結ぶ拠点となる、大水深で高規格な国際海上コンテナターミナル郡をもつ港湾。
【その他】
周期の長い数十秒から数分にわたる海面変動のことで、特に周期が30秒以上の長周期波については、これが港内に進入すると、港湾の形状や岸壁の位置によって、荷役のために係留している船舶が大きく動揺し、荷役障害や事故が引き起こされることがある。
【単位】
20フィートコンテナに換算したコンテナの取り扱い個数。20フィートコンテナ1個を1TEU、40フィートコンテナ1個を2TEUとして計算。
【港湾施設】
港の入り口につくられる航路の標識の一つです。船に位置を知らせたり航路を表示したりしています。
【輸送】
積み荷港から積み卸港まで同一船ではなく、途中の港で他船に積み替えられて、積み卸し港に輸送されること。このような貨物をトランシップ貨物又は、フィーダー貨物という。
【輸送】
特定の航路を定めずに、貨物の有無によって不定期に航行する船。この貨物をトランパー貨物という。
【港湾施設】
荷物の輸送、仕分けなどの物流の節目節目で発生する作業に使用する機械の総称。
【単位】
船舶の航行速度や海上風速等を表す単位。1時間に1海里(約1,852m)を進む速さを1ノットという。17世紀頃は、船の速度を知るために、船尾から浮きを付けた綱を繰り出し、時計を見ながら綱の結び目を数えたことから、「結び目」を意味するノットが船の速度となった。
【港湾施設】
港内で貨物の積み卸しなどを行うために船舶が停泊する水域で、船1隻が作業を行うために占める水域を1バースと呼ぶ。
【港湾施設】
船が安全に停泊、円滑な操船及び荷役が出来る水域を表します。泊地は十分な水深と面積、静かな水面が必要とされます。
【輸送】
パナマ運河を航行できる最大の船型(幅33.5m、喫水12.5m以下)。約6万DWTの船型が1つの目安となっている。
【輸送】
穀物・塩・石炭などのように、包装せずに積み込まれる貨物。バラ積み貨物ともいう。また、これらの貨物を運搬する船をバルク船という。
【その他】
暴風雨に際し小型船が避難のために停泊することを主たる目的としている政令で定められた港湾。全国で35港指定されている。(山口県内には、油谷港の1港がある。)
【輸送】
国際定期航路の船舶の輸送効率を高めるため、その船舶が寄港する港湾と直接寄港しない港湾との間を内航船などで結ぶ補助的な輸送手段。
【港湾施設】
港湾内で、船舶をつけ、乗客の乗降や貨物の積み降ろしをする区域。陸から海に突き出しているものが多い。
【港湾施設】
海の中の目印、ブイのことです。航路、いかりをおろす場所を知らせる目印用と船舶をつなぎ止める係船用があります。
【単位】
容積1.113m3または重量1,000kgを1トンとし、容積または重量の何れか大きい方をもって計算した値。
【港湾施設】
港の外からの波浪を遮断または通過させることで、その勢いを減少させ港内を静かで穏やかに保つための構造物。防波堤があると、船舶の航行の安全、港内の施設の保全が図られます。
【港湾施設】
プレジャーボート利用者の利便に役立てるための施設。プレジャーボートの係留・保管やその他サービスを提供する。
【輸送】
貨物の輸送の手段を換えること。具体的には、トラックによる貨物輸送を船や鉄道に切り換えること。
【輸送】
定期船、決まった航路に定期的に航行される船舶。また、その貨物をライナー貨物という。
【輸送】
クレーンを使って貨物を積み卸しする船舶。コンテナ船が代表的。
【輸送】
トラックやフォークリフトが直接船内に入り積卸しを行える船舶。そのため、船尾や船側にゲートを有する。