西日本では初の特定貨物輸入拠点港湾を指定します

投稿日:2018.02.16

平成30年2月23日、石井国土交通大臣から徳山下松港の港湾管理者である村岡 山口県知事に特定
貨物輸入拠点港湾(石炭)の指定書を交付します。

国土交通省においては、ばら積み貨物の安定的かつ効率的な輸入を確保するため、平成23年に国際
バルク戦略港湾として徳山下松港をはじめとする全国10港を選定し、港湾管理者と連携して民の視
点を取り込んだ効率的な運営体制の確立や、港湾間や企業間の連携について取組を進めているところ
です。
今般、徳山下松港においては、石炭の輸入拠点としての機能や効率的な運営体制が整ったことから、
港湾法に基づき国土交通大臣が特定貨物輸入拠点港湾(石炭)に指定し、荷役効率を上げる機械の固
定資産 税等の税制優遇などの支援により輸入拠点としての機能を更に高めてまいります。
このような取組により、企業間連携による共同調達など、効率的な石炭輸送を促進することで、西日
本一円の生産性の飛躍的な向上と石炭の安定的かつ安価な輸入を目指し、我が国産業の国際競争力の
強化を推進してまいります。
中国地方整備局においては、引き続き、徳山下松港国際物流ターミナル整備事業等の実施を通じて、
国際バルク戦略港湾政策を着実に推進してまいります。

中国地方整備局HP