投稿日:2022.12.26
中国地方整備局では、脱炭素社会の実現に向けて港湾における「カーボンニュートラルポート(CNP)」の形成に取り組んでおり、その一環として、CO2吸収源であるブルーカーボン生態系を活用した脱炭素化の推進を行っています。
この度、中国地方整備局が徳山下松港の港湾整備で発生した浚渫土砂を有効活用して造成した大島干潟(平成29年度より周南市が管理)で創出されたブルーカーボンについて、ブルーカーボン・オフセット制度を活用した「Jブルークレジット®」が認証され、ジャパンブルーエコノミー技術研究組合(JBE)から申込者公募が開始されましたのでご案内します。
この大島干潟での取り組みは、昨年度に引き続き、山口県漁業協同組合周南統括支店、大島干潟を育てる会及び周南市3者の連名で認証申請されており、継続した取り組みとなっています。
Jブルークレジット®とは
沿岸域の藻場等に生息する海洋植物にCO2として取り込まれた炭素は「ブルーカーボン」と呼ばれ、国連環境計画の報告書(2009年)において、CO2吸収源の新たな選択肢として示されており、国土交通大臣認可法人であるジャパンブルーエコノミー技術研究組合(JBE)は、新たなカーボンクレジット制度である「Jブルークレジット®」を創設しました。
この「Jブルークレジット®」は、JBEから独立した第三者委員会による審査・意見を経て、JBEが認証・発行・管理する独自のクレジットです。
以下、詳細となります。
1.公募期間:令和4年12月28日(水)~ 令和5年1月27日(金)
2.公募機関:ジャパンブルーエコノミー技術研究組合(JBE)
https://www.blueeconomy.jp/credit/
3.その他
・プロジェクト及びJブルークレジットの概要
https://www.blueeconomy.jp/archives/2022-jbc-register/#16
※ジャパンブルーエコノミー技術研究組合(JBE)HPを参照
・周南市プレスリリース
https://www.city.shunan.lg.jp/soshiki/34/78565.html