防府市
学業の神様・菅原道真を祀る神社。道真の没後最初に建立され、京都の北野、福岡の太宰府と共に日本三大天神と称されている。
太宰府左遷のおり、防府に立ち寄った菅原道真を祭神とする日本最古の天満宮。御神幸祭(裸防祭)は西日本屈指の荒祭りとして有名。
防府市
「昭和の芭蕉」と呼ばれた放浪の俳人・種田山頭火(たねださんとうか/1882年〜1940年)は防府出身。昭和初期に全国各地を放浪し、約1万句の自由律俳句を詠んだ。防府天満宮近くの住宅街には、生家跡がある。
*市内には74基を超える句碑が点在している。末田には海を、西浦には蜜柑山を詠んだ句碑があり、故郷への想いが伝わってくる。
防府市
塩田近くの入川に架けられた石橋。塩や石炭を積んだ上荷船が満潮時にも通行できるように橋桁が高くなっている。日本三奇橋のひとつ・猿橋(山梨県)をもとにした形ともいわれている。
市有形文化財。
防府市
江戸時代中期から1960年(昭和30年代)までの約260年間、全国有数の塩の産地であった三田尻塩田を記念した施設。塩田跡地に2つの釜屋煙突がそびえ、入浜式塩田の施設が復元されている。
防府市
毛利水軍の本拠地跡。藩主の参勤交代や平時の交通、不慮の水戦に備えたもの。もとは下松にあったが、関ケ原の戦いに敗れた毛利氏が慶長年間にこの地に移した。 現在は、水路や通路の一部が残るのみとなっている。