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 近年、我が国の産業活動の活性化や国際化の進展、観光需要の増大は目覚ましいものがあり、こうした中で航空ネットワークの整備及び空港機能の整備・充実は、地域の発展にとって極めて重要です。特に国際化が進展する中で、国際交流を円滑に進めていくためには、地域においても海外と直結した交流活動を進めていくことが大切であり、国際空港のみならず、地方空港が海外との窓口として国際化に果たす役割は、ますます重要なものとなってきています。
 広島空港の延べ利用客数は平成18年12月に4,000万人を突破し、平成21年12月25日には5,000万人に到達、平成24年1月末で5,555万人に達しました。今後の利用者数の動向については、四川省との経済交流協定(H23.8)及び上海市との観光協定(H23.8)の締結、中国人等・近隣アジアの富裕層の増加、全国菓子大博覧会(H25.4~5)及び大島博覧会(H26頃)の開催、広島県が提唱する「瀬戸内海の道構想」、広島市の「外国人観光客誘致倍増目標」、NHK大河ドラマ「平清盛」による効果により、国際線・国内線の利用者増加が期待できるため、今後の増加へ対応した整備が求められています。


広島空港耐震化整備事業

広島空港は、中国地方の拠点空港であり、国内外の航空ネットワークと背後圏の経済活動を支えるため、重要な役割を担っています。しかし、滑走路及び誘導路については、前回の大規模改良(平成16年度~平成19年度)から約10年が経過し、舗装の経年劣化による強度低下やひび割れなどが確認されたことから、航空機の安全運航を維持するため、老朽化した舗装の改良工事を行っています。

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広島空港

CAT-Ⅲa整備【航空機の定時制・信頼性の向上】

広島空港は、標高330mの山間部に位置することから、季節によっては濃霧や悪天候による欠航・ダイバート(着陸地変更)が多く発生し、早急な改善が求められていました。計器着陸施設の高度化(CAT-Ⅲa)の運用開始により、就航率や定時運航の向上が図られ、広島空港の拠点性がさらに強化されます。

▲ CAT-I(従来)
パイロットが滑走路または滑走路を示す灯火等が視認できない場合は着陸を断念して、進入復行を開始しなければなりません。
○ CAT-IIIa
地上のILS施設、航空機のオートパイロットシステム等が正常作動ならば滑走路を視認しなくても自動操縦により安全に着陸できます。

なぜ、人工地盤(電波高度計用地)
高度計器着陸施設(CAT-Ⅲa)に必要な「人工地盤(電波高度計用地)」とは、航空機から照射される電波を適切に反射させることにより、霧等による視界不良時の着陸に際しても滑走路面に対するための施設です。この施設は、幅60m×長さ300m以上で滑走路と同一平面であることが必要となりますが、現行の地形で足りない部分、幅60m×長さ182.5mの箇所を人工地盤で構築しています。


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