事業紹介
水島港国際物流ターミナル整備事業
水島港では、近畿、中国、四国地方の畜産業に必要不可欠な、配合飼料の原料となる穀物を輸入しています。
現状は入港する船のサイズに対し水深が十分確保されていないため、各地区の企業が
減載による喫水調整を行い、非効率な輸送体系で輸入を行っています。
水島地区に大水深の岸壁を整備することでパナマックス船の満載入港が可能となり、
同地区を拠点とした共同輸送(複数港揚げ)が実現されれば、海上輸送コストの削減が
期待できます。
【事業期間】 平成29年度~令和7年度
【整備内容】 水島地区: 岸壁(水深14m)(改良)、航路・泊地(水深14m)
玉島地区:岸壁(水深12m) 、航路・泊地(水深12m)
水島玉島地区:航路(水深12m)
工事関連情報
- 2020年05月26日
- 工事の進捗状況(R2.4月)
- 2020年04月09日
- 工事の進捗状況(R2.3月)
過去の事業紹介
これまで宇野港湾事務所が携わった港湾整備事業を紹介します。
水島港臨港道路 “倉敷みなと大橋”
【事業期間】
平成20年度~平成29年度
【整備内容】
臨港道路 L=2,564m
【事業の目的】
水島港における地区間臨港交通ネットワークを構築することにより、港湾関連貨物の安定的かつ
効率的な輸送を可能にし、背後の荷主等事業者の物流効率化を支援します。
臨港道路の整備により、港湾関連交通と一般交通の適切な分離がなされ、水島港周辺の
交通ネットワーク上の自動車交通の円滑化が図られます。
また、臨港道路に自転車歩行者道を設置することにより、歩行者等の利便性向上が図られます。
宇野港宇野地区旅客船ターミナル整備事業
【事業期間】
平成3年度~平成17年度
【整備内容】
岸壁(水深10m)、泊地(-10m)、緑地
【事業の目的】
賑わいと潤いのあるウォーターフロント空間を形成するとともに、旅客・フェリー輸送の
利便性の向上を図ります。
大規模地震発生時における、緊急物資等の海上輸送拠点を整備し、背後圏の市民生活・産業活動の
維持を図ります。
水島港玉島地区航路整備事業
【事業期間】
昭和51年度~平成21年度
【整備内容】
岸壁(-10m)、泊地(-10m)、航路(-10m)、臨港道路(橋梁を含む)、荷役機械、ふ頭用地
【事業の目的】
水島港の既存係留施設数及び水深の不足に伴う制約を解消し、背後地の事業者の物流効率化を支援します。