○事務所の概要
宇野港湾事務所は、中国地方整備局の5つの港湾・空港担当事務所のひとつであり、
1932年(昭和7年)に設置された宇野港修築事務所をはじまりとしています。
現在では、岡山県内の港湾整備を所管し、水島港において直轄事業を実施しています。
■港湾業務艇「たましおⅡ」も頑張っています!
○事務所の成り立ち
- 昭和 7年 9月 内務省大阪土木出張所宇野港修築事務所としてスタート。
昭和18年11月 運輸通産省第三港湾建設部宇野港工事事務所となる。
昭和31年11月 宇野港工事事務所錦海湾工場設置。
昭和33年 6月 宇野港工事事務所錦海湾工場廃止。
昭和35年 4月 宇野港工事事務所廃止。以降の業務は高松港工事事務所が担当。
昭和57年 4月 運輸省第三港湾建設局宇野港工事事務所及び水島分室設置。
平成13年1月 省庁再編に伴い、中国地方整備局宇野港湾工事事務所となる。
平成15年4月 宇野港湾事務所に改名。
○事務所の取り組み
◆生産性と成長力の引上げの加速
○国際バルク戦略港湾政策の推進穀物を安く、安定して輸入できるような拠点の整備と、海上輸送網の効率化を目指し、
水島港の港湾機能強化を進めています。
具体的には、穀物分野における、国内のばら積み貨物輸入拠点(国際バルク戦略港湾)である
水島港が、穀物物流拠点として、さらに発展できるよう、
水島港玉島地区 航路・泊地(-12m)を-10mから-12mに増深し、
大型船の入港を可能とすることで、貨物輸送のさらなる効率化を図っています。
■令和2年6月に供用を開始した玉島ハーバーアイランド7号埠頭(水島港)
◆国民の安全・安心の確保
◯災害に備える近年、多発している風水害、地震等の災害に備え、定期的に防災訓練を実施し、
発災時に、迅速な対応ができるよう、取り組みを行っています。
また、大規模な災害が起こった時に、岡山県の各港(水島港、宇野港、岡山港)で、
いち早く港を復活させ、海上から物資を運ぶことができるよう、各港の「港湾BCP」を策定し、
関係機関と連携しながら、訓練や会議等を実施しています。
◯みなとの水際対策
グローバル化が進むにつれ、テロ、感染症、外来生物など、水際対策が必要な事案が
多発しています。
当事務所では、保安に関する訓練、保安設備の点検、関係機関との会議等を行い、
岡山県下における「みなとの水際対策」を徹底・強化しています。
■平成30年西日本豪雨災害時に、港湾業務艇にて被災地へ飲料水を輸送しました。(瀬戸田港(広島県))
◆豊かで暮らしやすい地域づくり
○「みなと」を核とした魅力ある地域づくり
県下最大の旅客船バースを有する宇野港において、地元の方や関係機関と一緒になって、
クルーズ客船向けの おもてなし活動を検討、展開しています。
岡山県内の「みなとオアシス」が、みなとを核とした地域のにぎわい創出や魅力向上、
情報発信を進められるようできるよう、活動支援や情報提供といったサポートを行っています。
また、瀬戸内・海の路ネットワーク協議会(海ネット)や、港湾協力団体等と一緒に、
清掃活動や情報発信など、みなとを取り巻く環境改善に向けた活動行っています。
■クルーズ船の入港に合わせ、マルシェイベントが開催されました。(宇野港)
○事務所へのアクセス
■ 宇野港湾事務所
〒706-0002 岡山県玉野市築港1-1-3 産業振興ビル2F
TEL:0863-33-5006 FAX:0863-33-9010
JR宇野駅より徒歩3分
■ 水島港出張所
〒710-0253 岡山県倉敷市新倉敷駅前4-29 ヴェルニパレ 102号
TEL:086-522-0507 FAX:086-523-0519
JR新倉敷駅より徒歩10分