ホーム » 新着情報 » 『気球空撮システムの操作演習』を行います
中国地方整備局では、災害時における被災状況の把握や海上流出油の拡散状況の確認などを簡易で迅速且つ低コストで行う手段として、気球空撮システムを活用しています。
気球空撮システムとは、ヘリウムガスを注入した浮体にデジカメを取付け浮上させ、地上のパソコンにて画像(動画)を確認しながらリモコン操作し、上空から撮影を行うシステムです。特別な資格が不要で職員自ら操作可能であり、安価で迅速な被災調査が可能です。携帯電話網を利用することにより、遠隔地に動画および緻密な静止画を送信することもでき、素早い情報伝達が可能です。
東日本大震災では仙台塩釜港等の被災調査にも出動した他、管内でも事故調査(海上での船舶衝突事故による油流出状況の把握)に活用しております。
今回、境港湾・空港整備事務所に追加配備される予定となり、管内で災害が発生した場合において迅速に対応するための操作者(当所職員)の養成を目的とした、気球空撮システムの操作練習を下記のとおり行います。
○ 日時 平成24年10月26日(金) 13:30 ~ 14:30
○ 場所 海浜運動公園(鳥取県西伯郡日吉津村日吉津)
(地図 http://www.hiezu.jp/index.php?view=3077)
○ その他 訓練当日における現地の気象状況が荒天(雨天、強風)の場
合は、訓練の一部又は全部を中止する場合があります。