働く
国際貨物の通関手続きの仕事
お仕事の内容をお聞かせください。
国内の貨物を外国へ出すとき、外国から到着した貨物を国内に引取るとき、両方の場合に貨物の詳細を税関へ申告して許可を得る手続きが必要です。その手続きを通関と言います。
貨物の価格や原産地などを確認し貨物毎に適正な税番を割り当てて申告書を作成します。
また申告後、許可までに税関が必要に応じて貨物の検査を行うことがあり、その際には検査に立ち会ったりもします。
お仕事の魅力ややりがいはどんなところにありますか？
日本を始め世界経済が厳しい状況に陥っていますが産業のグローバル化は縮小することはなく、経済連携協定等によりむしろ拡大しています。
貨物の輸出入があれば必ず通関手続きが必要となります。
輸入される商品は無数にあり、関係法令を始め複雑な手続きを行うために幅広い知識を活かして活躍する通関の仕事はとてもやりがいがあります。
印象に残っているエピソードを教えてください。
輸入手続きを通して色々な商品を国内に流通させるお手伝いをしていますが、ショッピングモールやホームセンターなどで買い物をしているとき何気なく目にした物が、自分が輸入手続きをして日本に入ってきた商品だったりすると思わず手に取って「こんな所にいたのか！」って感じでみたりしますね。自分が関わった仕事がみなさんの生活の一部を担っているのだなと改めて実感できる瞬間が嬉しいですね。