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トランスファークレーンの仕事
お仕事の内容をお聞かせください。
トランスファークレーン（門型の自走式天井クレーン）という特殊車両に乗り、コンテナヤード（コンテナ貨物の保管場所）においてコンテナ貨物の搬出入を行っています。
運転席に搭載されているモニター上に、搬出入するコンテナ貨物の情報が表示され、それに従って荷役作業を行っています。具体的には、コンテナ貨物船から陸揚げされ、コンテナヤードまで運搬されたコンテナ貨物を保管したり、コンテナヤードに保管されているコンテナ貨物をトレーラーに積み込む作業であり、多いときには、1日に150～200本のコンテナ貨物を取り扱うこともあります。
お仕事の魅力ややりがいはどんなところですか。
この仕事をする上で一番大切なのは安全です。幸いなことに、私は事故を経験したことはありませんが、小さなミスでも、それが重大な事故に繋がる可能性があります。一方で、安全に作業を行うことを大前提として、日々の業務に取り組むことにより、仲間からの信頼も厚くなったと実感しており、やりがいにもつながっています。
印象に残っているエピソードを教えてください。
私は2010年に入社するまでトランスファークレーンなどの大きな乗り物に乗った経験がなく、初めてトランスファークレーンに乗務したときは不安がありました。運転席の下に見える各種装置やコンテナとの距離感をつかむことが難しく感じていましたが、日々の業務で経験を積んでいくうちに技術が向上し、先輩方と同様に問題なく業務を行うことができるようになりました。このように、日々の積み重ねにより自身が成長できたことが、自分にとって一番印象に残っています。