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コンテナターミナル

コンテナターミナルのしごと60秒Ver.

詳しい動画は、こちらで

コンテナターミナルとは

国際的な貨物を取り扱うコンテナターミナルは「保税地域」という特別な場所です。外国から運ばれてきてまだ国内の貨物として許可されていないものや、これから外国へと運ばれる貨物が置かれており、普段は一般の人は簡単には入れない場所です。また、コンテナ貨物を載せた貨物船やトレーラー、トラックが集まる場所であり、貨物を積んだり降ろしたりする場所です。
そして、海に面した「岸壁」は、コンテナ船を係留する場所であり、海上輸送と陸上輸送の結節点となる港湾施設の総称です。

ガントリークレーンとは

ガントリークレーン (Gantry Crane) とは、コンテナ船が着く港湾に設置され、“岸壁から船へ”、“船から岸壁へ”、コンテナ貨物などの積み下ろし(荷役)をする巨大なクレーンです。世界中の主要なコンテナターミナルにも設置されていて、コンテナの荷役、また、コンテナヤードなどへの貨物の一時的な保管を行う上で不可欠な機械のひとつです。
港湾の岸壁に平行に敷設されたレール上を走行します。貨物船の荷役を行うときには、キリンのような首を寝かせて、コンテナを荷役します。

リーチスタッカーとは

リーチスタッカー(Reach Stacker)とは、コンテナを吊り上げて移動したり、コンテナ輸送用車両(トレーラーシャーシ)へコンテナを積んだり下ろしたりする特殊荷役機械です。
一見するとフォークリフトのような機械ですが、リーチスタッカーはフォークリフトとは違い、下から貨物をすくい上げて使用するのではなく、コンテナの上部を掴んで持ち上げて作業を行います。
コンテナターミナル内を自由自在に動き回ることができ、様々なコンテナを取り扱うことが可能です。

トランスファークレーンとは

トランスファークレーン(Transfer Crane)は、コンテナヤード内のコンテナを運搬・整理するときに使われる巨大な門型のクレーンです。
広島港では、環境に配慮したハイブリッドタイプのトランスファークレーンが活躍しており、コンテナをヤード内にコンテナを4段程度積み上げることが可能です。

コントロールセンターとは

広大なコンテナヤードで、船からのコンテナ取り出し、船に積むまでの運搬業務を指揮・管理する場所が「コントロールセンター」です。専門のプランナーやターミナルオペレーションシステムが作成した手順に従って、貨物船への荷役やコンテナの受け渡しなどを的確に指揮し、ヤードでの荷役作業がスムーズかつ安全に行われるように指揮・管理しています。