お知らせ
【開催案内】『令和6年度 第2回 実りある学舎(まなびや)』の聴講者を募集します
3月3日(月)に、「令和6年度 第2回 実りある学舎」を開催いたします。
■開催日時・場所
名 称 : 令和6年度 第2回 実りある学舎
日 時 : 令和7年 3月 3日(月) 13:30~15:45(13:00より接続開始)
参 加 費 : 無料
■講 演 概 要
●演 題 Ⅰ 環境モニタリングの新技術
国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所
港湾空港技術研究所 インフラDX研究領域 ビッグデータ研究グループ長
兼 海洋環境制御システム研究 領域 海洋環境情報研究グループ長
細川 真也 氏
最近、生物多様性保全への関心が、急速に高まってきている。 港湾分野においても、生物共生型港湾構造物の構築の要請が強まっており、また「生物多様性増進活動促進法」の施行(令和7年4月)に伴う、ネイチャーポジティブへ向けた活動は避けられない状況にある。
しかし,生物に係る調査は高コストであり,そもそも生物の多様性を測る事自体が容易ではない。
本講演では,近年世界的にも技術開発が進んでいる環境DNAや遺伝子の解析技術が、如何に生物調査の低コスト化を可能にするかを解説し,港湾における生物多様性モニタリングの展望について述べる。 合わせて、広島港湾空港技術調査事務所(主催者)からの受託研究により、講演者が取り組んできた、比較的安価に海草・海藻分布の把握を可能とする技術を紹介する。
●演 題 Ⅱ 鉄イオンによるブルーカーボンの活性化と海環境・水産資源の復活
県立広島大学 名誉教授
田中 稔次朗 氏
鉄は身近なごくありふれた金属だが、動物や植物、微生物など、すべての生命にとっては奇跡の原子である。鉄イオンは細胞のエネルギー代謝で重要な働きをする。地球温暖化防止のためのカーボンニュートラルには、鉄イオ ン技術によるブルーカーボンの推進が不可欠である。それは同時に海環境の回復と水産資源の復活につながる。
本講演では、鉄理論による二酸化炭素削減のメカニズム及び水溶性二量体鉄塩(FFC)と鉄イオン溶出体を用いた海環境・資源の回復の実証事例について報告する。
主催:中国地方整備局 広島港湾空港技術調査事務所 |
・土木学会 継続教育(CPD)プログラム認定 JSCE25-0140 [2.0単位]
※土木学会で証明する単位が、各団体のルールにより認められないことがあります。
・CPDSプログラム認定 959037[2ユニット] (会場聴講者のみ対象)
※本講演会はCPDSの学習履歴申請を主催者が行います。
詳細は「開催案内チラシ」を参照下さい。
申込み先 |
国土交通省 中国地方整備局 広島港湾空港技術調査事務所 調査課 |
申込み方法 |
開催案内チラシに記載の URL https://forms.office.com/r/7n2vUf3H5M?origin=lprLink または QRコードから必要事項を記入の上、送信して頂きますようお願い致します。 |
申込み〆切 |
令和7年2月25日(火) |