働く
コンテナ船入港に関する仕事

お仕事の内容をお聞かせください。
私が担当している業務は2種類あります。1つ目は船舶代理店業務というもので、外国から広島港に入港する船に対して、事前に入港許可の申請や届出を行う業務です。2つ目はフォアマン業務というもので、港湾ターミナル内での荷役作業を監督するものであり、具体的には、コンテナ貨物を貨物船から陸揚げしたり、陸から船積みする際、安全に作業ができるように計画を立てる仕事です。
お仕事の魅力ややりがいはどんなところにありますか。
広島にいながら多くの外国人の方々と関わることができるということです(中国、韓国、フィリピン、ミャンマー、ベトナム、ロシア、ウクライナ等)。
コミュニケーションの際には、主に英語を使います。英語は学生時代に授業で学んだ程度ですが、仕事で使うフレーズは業務を通じて自然と身につき、今では必要な会話は問題なくこなせるようになりました。
毎日のように外国人の方と接しているので、海外に行かなくても海外に行った気持ちになります。
印象に残っているエピソードを教えてください。
外国人の船員さんが体調をくずされたことがあり、広島港の船舶代理店としてサポートできることはないか考え、各種申請や病院を探すことに奔走しました。すぐに受け入れてもらえる病院を見つけるのに苦労しましたが、最終的に受診することができました。突然のことでしたので対応は大変でしたが、病院で船員さんがホッと安心された様子を伺えたときに、とても嬉しかったことが印象に残っています。