航路埋没防止用潜堤

航路埋没防止用潜堤

図:埋没対策工法の一例

宇部港などの港においては、航路や泊地が土砂で埋まり、船舶の航行に障害となる埋没現象が発生しています。この原因としては、泥土やシルトなどの粒子の細かい底質が、波や流れによって運ばれ、航路や泊地に堆積することが考えられます。

そこで現地調査(深浅測量や流況・濁度観測等)、現地実証実験を行い、浮遊泥の数値シミュレーションによって、埋没量予測などの調査・研究を行い、その結果をもとに、航路・泊地の周りに潜堤を設置することにより、埋没対策として効果を上げています。

台風などの荒天時に、主として波の作用を受けた、海底表面の底泥層が、水を含んで軟らかくなり、波がおさまった後に流動液状の薄い層(フルード・マット)となって航路内に流れ込もうとしますが、潜堤を設置することにより堰止めの効果が働いて航路への進入を防止します。