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江島大橋建設のあゆみ

■江島大橋 整備目的と効果

 江島大橋は、鳥取・島根両県の工業団地間の貨物輸送のみならず、背後圏との広域ネットワークの一翼を担う橋梁として整備され、平成16年10月16日に供用を開始しました。
 江島大橋の整備により、境港内の物流だけでなく島根県東部地域の交通もスムーズになり、輸送コストの削減、輸送時間の短縮などによる様々な効果を期待されています。

●広域ネットワークの強化
中浦水門管理橋の状況(平成15年8月) 江島大橋の通行状況(平成16年10月)

 中浦水門管理橋における船舶航行時の交通遮断、14トンの重量制限などの課題が解消されました。

■江島大橋 その構造

 江島大橋は、主橋脚が1級河川斐伊川の河道内となるため、橋脚総幅の河積阻害率3%(河道幅502m)以内確保や、桁下を航行する船舶(5000トン船舶)を考慮し、中央径間250mのPCラーメン構造の橋梁としては日本一の長さの箱桁橋となりました。

■江島大橋の建設 工程短縮の方策

1.渇水期の主橋脚同時施工

2.主橋脚基礎の鉄筋鉄骨の大組・据付

中海に立つ2本の主橋脚について、一級河川斐伊川の河積阻害率の制約から施工時期をわけて工事を行うこととしていましたが、渇水期に限り同時施工が可能となりました。

鳥取県側の主橋脚基礎の施工について、現場での井筒の施工と並行して橋脚基礎の鉄筋・鉄骨を陸上ヤードで組み立て、大型起重機船で一括据付しました。

3.移動作業車(ワーゲン)の大型化

4.土曜日及び昼夜間施工の実施

主橋梁部の橋桁の施工について、張出架設に使用するワーゲンを大型化(超大型ワーゲン)し、施工能力を向上しました。

土曜日の施工に加え、超大型ワーゲンによる施工時には夜間も工事を行いました。

■1年半の工程短縮を実現しました。
大組鉄筋鉄骨の一括据付の状況超大型ワーゲンによる張出架設の状況(昼間)超大型ワーゲンによる張出架設の状況(夜間)
■主橋梁部の連続写真で見る  江島大橋建設のあゆみ ■江島大橋 年表

 江島大橋の主橋梁部上部工の施工は、移動式作業車(ワーゲン)による張出架設工法により施工しました。張出架設工法とは、橋脚から左右にバランスをとりながら橋脚を延ばしていく工法です。約1年半をかけて橋桁の施工を行い、また最も時間のかかる海上橋脚からの張出架設工事にあたっては夜間も工事を行いました。

昭和60年12月 港湾審議会第112回計画部会にて計画
昭和61年 6月 道路計画調査
昭和62年 4月 事業着手
昭和62年10月 施設認定
昭和62年10月 予備設計、土質調査
昭和63年 6月 土質調査(2次調査)
昭和63年 9月 基本設計
平成 元年 4月 岩盤支持力調査
平成 2年 7月 主橋梁部詳細設計
平成 2年12月 取付高架橋部(江島側)詳細設計
平成 3年 7月 漁業補償交渉開始
平成 3年 8月 取付高架橋部(渡側)詳細設計
平成 3年12月 仮設桟橋・桟台設計
平成 8年 8月 詳細設計(岩盤支持力の見直し)
平成 8年10月 漁業補償妥結
平成 9年 9月 河川協議同意
平成 9年 9月 工事着手(江島側仮設桟橋・桟台)
平成10年 9月 江島側主橋脚工事着手
平成10年10月 詳細設計(H8道路橋示方書改訂に伴う見直し)
平成11年 7月 渡側取付高架橋部工事着手
平成12年 9月 中海干拓事業中止を受け、工程短縮要請
平成12年10月 鳥取県西部地震
平成13年 8月 江島側取付高架橋部工事着手
平成13年10月 河川協議変更(渇水期の河積阻害率15%以下)
平成13年10月 渡側主橋脚工事着手
平成14年 3月 渡側取付高架橋部工事概成
平成15年 8月 江島側取付高架橋部工事概成
平成16年 6月 主橋梁部上部工の連結
平成16年10月 完成・供用開始
@平成15年6月5日
A平成15年8月20日
B平成15年11月7日
C平成16年2月18日
D平成16年4月14日
E平成16年6月30日