高潮・高波に対する防災対策の検討

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安全と安心を提供する技術開発

高潮・高波に対する防災対策の検討

瀬戸内海は、台風の通過コースにあたることが多く、また臨海部に人口集積地が多数存在することから、過去に数多くの甚大な被害を受けてきました。2004年に来襲した台風0416及び0418号では、高潮・高波浪による護岸の崩壊で家屋等の破壊・浸水など、深刻な被害が報告されており、これらの対策を講じることが急務となっています。

こうした被害に対する対策を効果的・かつ迅速に行っていくには、過去の気象・海象データにより被災状況を分析する必要があることから、高潮・高波の発生原因である海上風の推算精度向上のための検討を行っています。瀬戸内海では、局所的な地形の影響を受けることから、現地波浪観測を実施することにより、波浪推算の高度化を行い、高潮予測システムの開発に取り組んでいます。

また、山陰沿岸域では、台風が最接近してから数時間後に異常潮位が発生する特徴があり、台風一過の晴天にもかかわらず異常潮位が発生するため、荷役作業中に岸壁や荷役施設が浸水する可能性があります。

この問題に対応するため、山陰沿岸域における異常高潮の発生メカニズムを解明し、山陰地方の港湾における効率的な荷役・安全航行・安全避泊等に資する予測システムの構築に取り組んでいます。

主なシステム
瀬戸内海
高潮予測システムの開発
山陰沿岸
山陰沿岸異常潮位予測システム(仮称)の開発
その他
確率波高算定システム(設計沖波の算定)の開発
浸水予測シミュレーションシステム(仮称)の開発