お知らせ

平成24年度 第2回 実りある学舎を開催しました。

 

■講演1
 テーマ:「廃瓦を利用した海域環境改善手法について」
 講 師:財団法人しまね産業振興財団 酒井 禮男 顧問

- 概要 -
 以前は産業廃棄物として処理されていたが、今は機能性リサイクル資材として評価が高まり、簡易舗装材や土壌改良材として広く活用されるようになった。
 島根県では中海、宍道湖の水質浄化、自然再生が大きな社会問題となっており、廃瓦破砕物を骨材としたコンクリート藻礁を試作し、実証実験中である。また廃瓦を破砕して得られる砂を湖底の覆砂用として、またヤマトシジミの飼育用砂としての実験が試みられている。
 これらの事例と石州瓦・廃瓦破砕物の特性、安全性等について講演して頂きました。

■講演2
 テーマ:「廃瓦によるコンクリート構造物の性能向上について」
 講 師:広島大学大学院工学研究院 佐藤 良一 特任教授

- 概要 -
 島根県で製造される屋根瓦は石州瓦と称され、その年間生産量の10%が不良品で廃棄されており、資源の有効利用や環境負荷低減の観点から再利用が強く求められている。その再利用方法の一つにコンクリート用骨材として活用する方法があり、廃棄物であるにも拘らず、構造用コンクリートの内部養生材として高い付加価値を有する骨材となり得る可能性を有する。
 しかし内部養生材としては、高強度化が十分図られないことや製造品であるためコストがかかるなどの問題点がある。
 本講演では、これらの実情を踏まえ、上述した石州瓦の規格外品から製造した骨材を単なるリサイクル材ではなく、構造用コンクリートの付加価値の高い内部養生材として適用した場合の、強度、収縮、耐久性等への効果を紹介して頂きました。

日  時:平成25年3月5日(火) 15:00~17:00
場  所:中国地方整備局 建政部3F 会議室

 

詳細については、イベント情報の「実りある学舎」よりご覧下さい。
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